「きらめき周南」ソング完成（中国新聞）
周南市職員有志が作詞し、交流がある柳井市出身のシンガー・ソングライターあどＲｕｎ太さん(60)＝広島市安佐北区＝が作曲したご当地ソング「きらめき周南」が完成した。市のイベントで歌うなどして、口コミで広めていく。
明るいポップス調で、風が吹き抜けていくような滑らかな旋律。特攻兵器「回天」をテーマにした１番、現在の町の姿を歌った２番、美しい瀬戸内海など未来へ古里を守る気持ちを込めた３番からなる。
市内の鹿野中と市民館での演奏を終えた８月の反省会で、市職員が「合併して５年になる周南を歌った歌がない」と話したのがきっかけ。「住んでいる人が詞を書くべきだ」というあどさんの要望に、職員５人が１カ月余りかけて創作。意気に感じたあどさんが、子どもからお年寄りまで親しめるように、と曲を仕上げた。
【写真説明】市民をつないでいく歌になってほしいと「きらめき周南」に期待するあどさん