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2008年11月04日(火) 08時02分

小沢代表“下ネタ”も…ニコ動生放送イベントでコワモテ返上ぶっちゃけトークスポーツ報知

 民主党の小沢一郎代表(66)が3日、東京・白山の東洋大で、インターネットの動画コミュニティーサイト「ニコニコ動画」の生放送イベント「1万人ネット会見」に出演。“ふんどし愛用伝説”について「ゴムでとめる簡易なパンツをはいている」と明かすなど、ぶっちゃけトークを繰り広げた。また、先送りされている解散・総選挙については、9月の臨時国会召集後に冒頭解散すべきだったとし、「彼(麻生首相)の最大のチャンスはそこだった」と指摘した。

 コワモテの小沢氏が、ネット放送でついに“下ネタ”を解禁した。

 2週間前の日曜日(10月19日)には、タレント・上原さくら(31)がMCをつとめるインターネット番組にゲスト出演し、初恋について告白したばかり。

 この日の生放送では、1万人のネットユーザーから最も多く寄せられた質問が「下着はふんどしだというのは本当か」だった。いきなり意表をつく第1問に「ハハハ」とのけぞって笑った小沢氏は、「心臓の病気で入院して以来、T字帯というと昔のふんどしみたいに想像するかもしれないが、簡易なパンツみたいなゴムでピッととめるものをはいている」と説明。「(正確には)ふんどしではない」とネット上でうわさされていた“ふんどしマニア説”を否定した。

 政治関連で最も多く質問が寄せられたのが「こんにゃくゼリー問題」。これについては「監督官庁が不公正な対応をしたのが問題。餅だってしょっちゅうのどに詰まらせることがある。だったら餅を規制しなければ、という話になってしまう。一方だけ、というやり方はよくない」との考えを述べた。

 すっかりネット独特の“ノリ”に慣れた様子の小沢氏は、「キン肉マン」ばりに画面上の自身のおでこに「肉」と落書きされても、「憎らしいの『にく』じゃなくて?」と余裕の受け答えを見せた。

 また、懸念される健康問題については「微熱が下がらないが、医者からは『ストレスみたいなもので選挙が終わったら治るだろう』と言われている」と語った。

 一方、解散・総選挙については「9月の冒頭解散、彼(麻生総理)の最大のチャンスはそこだった」と指摘。「麻生さんは逃げ回っているが、いいかげん主権者の意見を聞けという声に抗しきれない」とし、年明けの通常国会冒頭を含め、来年初めまでに選挙が行われるとの見方を改めて示した。

 放送終了後は、会場となった東洋大が学園祭中だったため、学生の模擬店に姿を見せ、200円の「とん汁」に舌鼓を打った。学生からは大「小沢コール」を浴びるなど、麻生首相にも劣らない若者人気を見せつけた。

 小沢氏は2007年7月、参院選に向けたアピールのため「ニコニコ動画」に初登場し、マニフェストなどを語った。今年9月には、公式動画コーナー「小沢一郎チャンネル」を開設。独占インタビュー映像などをアップしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081104-00000005-sph-soci