記事登録
2008年11月04日(火) 00時00分

石井慧選手がプロ転向表明 総合格闘技へ中国新聞

 北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストの石井慧いしい・さとし選手(21)=国士舘大4年=が三日、大阪市内のホテルで記者会見し「総合格闘技の方へ転向します。きょうからプロとしてやっていきます」と総合格闘技への転向を正式表明した。

 日本の五輪柔道金メダリストのプロ格闘技転向は一九九二年バルセロナ五輪78キロ級の吉田秀彦よしだ・ひでひこ氏、二〇〇〇年シドニー五輪81キロ級の滝本誠たきもと・まこと氏に次いで3人目となる。

 石井選手は〇六年に全日本選手権を史上最年少の19歳4カ月で制覇。昨秋に100キロ級から100キロ超級に階級を上げ、今年の同選手権で2度目の優勝。北京五輪では初出場で金メダルを獲得した。

 十月三十一日に全日本柔道連盟(全柔連)に事実上の現役引退を意味する強化指定選手の辞退届を提出していた。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200811040053.html