小室容疑者、目に涙（産経新聞）

2008年11月04日(火) 16時03分

　小室哲哉容疑者は３日夜、大阪地検特捜部の要請で東京から大阪に移動しており、大阪市内のホテルに宿泊していた。

　４日午前７時５５分、特捜部の係官に任意同行を求められた小室容疑者は白いシャツに黒色パーカ姿でホテルの部屋を出た。係官に囲まれながらロビーを抜ける際、悔しそうに目を潤ませ、捜査車両の後部座席に乗り込んだ。

　上空に数台のヘリコプターが飛び交い、２５０人を超える報道陣が詰めかけた同市福島区の地検庁舎前。午前８時１０分、後部座席の中央で係官に両脇を固められたまま到着すると、詰めかけた報道陣が車に殺到、フラッシュが一斉にたかれた。

　小室容疑者は憔悴（しょうすい）しきった表情で、取り囲む報道陣に目をやりながら庁舎内に入っていった。

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