時代絵巻「益田七尾まつり」（中国新聞）
菅原道真と中世の豪族、益田氏をしのぶ伝統行事「益田七尾まつり」が３日、益田市本町一帯であった。公家や武者行列などの時代絵巻に沿道から歓声が上がった。行列は益田小児童らによる子ども奴（やっこ）を先頭にスタート。大宰府に流される道真の従者を再現した「大行司・小行司行列」や武者姿の益田兼高・兼堯らに扮（ふん）した「益田公行列」など計約300人が商店街を練り歩いた。大行司・小行司行列は約120年前から続く祭り。城下町の歴史も伝えようと約20年前から武者行列などが加わった。
【写真説明】県芸術文化センター・グラントワの中庭を練り歩く子ども奴