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2008年11月03日(月) 09時58分

三成中卒業生が千羽鶴贈る中国新聞

 卒業50周年を迎えた島根県奥出雲町の三成中(現仁多中)の卒業生たちが2日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、生きていれば同い年だった佐々木禎子さんをモデルにした「原爆の子の像」に千羽鶴をささげた。鶴には三成小児童のメッセージも添え、古里の平和の思いを届けた。

 22人が集まり、代表して主婦安部マユミさん(66)=奥出雲町=ら2人が手向けた。同級生で折った千羽鶴には、三成小児童が「永遠に平和になりますように」との願いをつづった紙を添えた。

 この日、中区で卒業50周年の同窓会を開くのに合わせ、同い年だった禎子さんを悼むため、像への訪問を企画した。

【写真説明】原爆の子の像に千羽鶴を手向ける安部さん(手前右)ら三成中の卒業生

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811030030.html