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2008年11月03日(月) 00時52分

ナゴルノ・カラバフ紛争解決へ対話、露など3国首脳が宣言読売新聞

 【モスクワ=瀬口利一】ロシアのメドベージェフ大統領は2日、モスクワ郊外でアルメニアのサルキシャン大統領、アゼルバイジャンのアリエフ大統領と会談し、両国間で未解決のナゴルノ・カラバフ紛争について協議した。

 会談後、3首脳は紛争の「政治的手段による解決」を目指し、対話を促進することをうたった政治宣言に調印した。

 1994年の停戦合意後、首脳レベルによる文書調印は初めて。ロシアは、仲介姿勢を示すことで、グルジア紛争の武力介入で、同様の紛争を抱える旧ソ連諸国に広がったロシアへの警戒感を和らげることを狙った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081103-00000002-yom-int