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2008年11月02日(日) 13時40分

給付金、所得制限に慎重=与謝野氏は必要性強調−公明政調会長時事通信

 公明党の山口那津男政調会長は2日のNHK番組で、追加経済対策に盛り込まれた生活支援定額給付金の所得制限に関し、「(給付対象者の)税務情報、所得情報を法律を作ってやる(把握する)ことが原則になる。今年度内実施の大目標が遅れないよう検討しないといけない」と述べ、慎重な姿勢を示した。
 自民党政調幹部も同日、記者団に対し「所得の把握は難しく事務手続きも煩雑になる」と指摘。これに対し、与謝野馨経済財政担当相はNHK番組で、「多少の不公平感でも残るような給付金の配布の仕方は避けないといけない」と述べ、所得制限の必要性を重ねて強調した。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081102-00000018-jij-pol