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2008年11月02日(日) 00時03分

トルエン混入、製造機械の変形のため 産経新聞

 伊藤ハムのウインナーソーセージからトルエンが検出された問題で、食品衛生法に基づき商品の包装フィルムを製造していた埼玉県狭山市の「DNPテクノパック狭山工場」に立ち入り調査を実施した埼玉県は1日、工場の機器に変形があり、フィルムの接着剤として使用するトルエンが過剰に残留したのが混入原因だったと発表した。

 県食品安全課によると、変形していたのはフィルムを張り合わせる機械のローラー。接着剤が過剰に残り、トルエンを乾かす工程で、除去できなかったという。

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