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2008年11月02日(日) 00時00分

淡い色調…ローランサン展中国新聞

 華鴒大塚美術館(井原市高屋町)で初の洋画展となる特別展「パリの美神 マリー・ローランサン展」が24日まで開かれている。1日は学芸員によるギャラリー・トークがあった。

 20世紀前半に活躍したフランスの画家ローランサンの油彩、水彩画や版画など63点が並ぶ。「青春期」、スペインへの「亡命期」、「円熟期」で構成。青春期の油彩画「チェロと2人の姉妹」をはじめ、バラ色や青色などの淡い色調、透明感のある作品が入館者を魅了している。

 1日のギャラリー・トークでは、マリー・ローランサン美術館(長野県茅野市)の富安玲子学芸員(41)が入館者とともに展示室内を巡りながら、ローランサンの生涯や作品鑑賞のポイントについて話した。最終日の24日も午後3時からある。一般1000円、高校生500円、小中学生400円。休館日は4、10、17日。電話0866(67)2225。

【写真説明】「チェロと二人の姉妹」(左端)などに見入る入館者

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811020019.html