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2008年11月02日(日) 16時01分

裁判員制度:ここで有罪・無罪評議 使用の3部屋公開−−高知地裁 /高知毎日新聞

 来年5月から裁判員制度が始まるのを前に、高知地裁が整備してきた裁判員裁判で使う「評議室」=写真=など3部屋が完成し、報道各社に公開された。
 公開されたのは評議室の他、裁判員候補者待機室と裁判員質問手続室。
 評議室(60平方メートル)は裁判員が被告の有罪・無罪を決めるために使う。円形のテーブルに椅子が並び、パソコンやディスプレーを設置。休憩のためのソファや飲み物などを入れる冷蔵庫もある。
 また、呼び出し状を受け取った候補者が最初に集まる待機室(125平方メートル)は、裁判の流れなどを説明するため、65インチのディスプレー2台を設置。質問手続室(62平方メートル)では裁判官が候補者に質問をして辞退が認められるかなどを確認する。
 来年分の裁判員候補者数は県内2160人。11月28日に最高裁が各候補者に通知を発送する。【服部陽】

11月2日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081102-00000250-mailo-l39