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2008年11月02日(日) 22時30分

定額給付金「所得制限」与党内で賛否、調整難航も読売新聞

 追加景気対策の柱である総額2兆円の定額給付金の支給に所得制限を設けるかについて、政府・与党内で2日、意見の違いが表面化した。今後の調整は難航が予想される。

 与謝野経済財政相は2日のNHK番組で「生活支援を必要とする世帯に給付金を出すのが常識的な考え方だ」として、所得制限の必要性を重ねて強調した上で、支給対象の年収の上限を1000万円前後とする考えを示唆した。

 これに対して中川財務・金融相は2日、都内で記者団に、所得制限について「本当はそうあるべきだと思うが、市町村窓口での手続きが複雑だ。やはり迅速性が必要だ」と述べ、所得制限は困難だとの見方を示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081102-00000032-yom-pol