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2008年11月02日(日) 23時48分

前空幕長論文、保守化が背景に=経済不振で民族主義台頭−中国紙時事通信

 【北京2日時事】田母神俊雄前航空幕僚長が侵略否定の論文を発表した問題で、2日付の中国紙・新京報は「保守化が日本政治の主流である事実を見なければならない」と指摘、経済不振のため日本で民族主義が台頭していることが背景にあると解説した。
 同紙は田母神氏が「異例の早さ」で更迭されたと伝え、麻生太郎首相はタカ派だが、中韓両国が敏感に反応する靖国神社参拝など歴史問題では実務的態度を取っていると論評した。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081102-00000075-jij-int