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2008年11月02日(日) 23時00分

<岐阜・白川郷>世界遺産の合掌造りに水のカーテン毎日新聞

 岐阜県白川村荻町で2日朝、消防訓練があった。紅葉に覆われた世界遺産の合掌造り集落は、放水でできた水のカーテンに包まれた。 白川村は約20年前、火災に弱い茅葺(かやぶ)き家屋を守るため、放水銃を約60カ所に設置して防災集落化した。年に1度、冬の訪れを前に住民が放水銃の点検を兼ねて訓練を実施している。 午前8時過ぎ、サイレンを合図に高台に設けた600トンの貯水タンクから落差を利用して水が送られると、消防団員や住民らが構える放水銃から高さ約30メートルの水柱が何本も立ち上がった。【奈良正臣】

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