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2008年11月02日(日) 20時51分

ハロウィーンの子供にドア越しライフル30発、米で惨劇読売新聞

 【ニューヨーク=白川義和】AP通信によると、米南部サウスカロライナ州サムターで10月31日夜、ハロウィーンでお菓子をもらおうとしたT・J・ダリソー君(12)が、訪問先のクエンティン・パトリック容疑者(22)からライフル銃で撃たれ、死亡した。

 一緒にいたダリソー君の父親と9歳の弟も負傷した。パトリック容疑者は殺人罪などで逮捕された。

 パトリック容疑者はドア越しに30発近く乱射しており、警察の調べに対し、「強盗だと思い込み、発砲した」と話している。以前に強盗にあい、銃撃を受けたことがあるという。ダリソー君一家はハロウィーンのパーティーに出た後、自宅に帰る途中、玄関灯がついていた容疑者宅を訪問した。

 米国では1992年、ルイジアナ州バトンルージュで、日本人留学生の服部剛丈君(当時16歳)がハロウィーンのパーティー会場を間違え、一般家庭を仮装姿で訪れ、射殺される事件が起きている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081102-00000026-yom-int