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2008年11月02日(日) 19時44分

新型インフル発生時に情報交換、日中韓が共同計画承認読売新聞

 【北京=佐伯聡士】第2回日中韓3か国保健相会合が2日、北京市内で開かれ、新型インフルエンザが発生した場合の情報共有拠点の設置や感染者情報の迅速な提供を行うことなどを盛り込んだ共同行動計画を承認し、舛添厚生労働相らが署名した。

 また、来年、日本で開かれる次回会合では、中国製冷凍ギョーザ中毒事件や有害物質メラミン汚染などで懸念が広がっている「食の安全」問題を議題に取りあげることでも合意した。

 会合後、記者会見した舛添厚労相によると、中国の陳竺・衛生相との会談で、「食の安全」に関する日中シンポジウムの来年開催を中国側から提案され、実現に向け検討することで一致したという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081102-00000021-yom-soci