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2008年11月02日(日) 19時27分

与謝野氏、解散先送り強調「任期満了が原則だ」産経新聞

 与謝野馨経済財政担当相は2日、NHK討論番組に出演し、衆院解散・総選挙の時期について「衆院は4年の任期をまっとうするのが自然だ。(来年9月の)任期満了が原則だ」と、解散を先送りすべきだとの考えを強調した。

 これに対して、同番組に出演していた公明党の山口那津男政調会長は「与党として大きな政策課題を問うために解散がある。今回、経済対策を決めたのは一つのチャンスだった」と述べて、麻生太郎首相の解散先送り決断に疑義を呈した上で、「限られたチャンスで(解散は)果断にやっていただきたい。早い解散が望ましい」として、改めて早期解散を求めた。

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