芦田川浄化へ住民ら社会実験（中国新聞）

2008年11月01日(土) 09時57分

　福山市や国土交通省福山河川国道事務所などでつくる「芦田川環境マネジメントセンター」は２日から、芦田川の浄化に向けた社会実験に取り組む。住民の努力で水質を改善する試み。昨年に続き２回目で、対象範囲を昨年の７倍に広げる。

　芦田川支流の瀬戸川流域である福山市津之郷町の約1100世帯が参加する。２—29日、調理くずや食べ残しを流さない▽鍋や食器の汚れをふきとって洗う—など５項目に取り組む。センターが実験前と途中に、水の汚れを示す生物化学的酸素要求量（ＢＯＤ）など水質を測定する。