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2008年11月01日(土) 09時57分

着付け教室が茶の作法伝授中国新聞

 秋の茶会が各地で催される尾道市内で、着物の着付け教室などが茶道の初心者を対象にした連続講座「もしもし教えてください、お茶の作法」を開き、人気を集めている。着付け教室「檸檬家(れもんのいえ)」とまちづくりグループ「瀬戸内海歴史・文化アーカイブ」が企画。初歩的な作法を学んで茶会に積極的に参加してもらい、茶道の魅力を広めるのが狙いだ。

 10月11日に始まった全5回講座で、これまで久保の料亭旅館「魚信」などで3回開いた。同26日の講座では、久保の市名勝「爽籟軒(そうらいけん)庭園」内の茶室でけいこ。参加した大学生ら15人は、裏千家の愛好家から器に入った和菓子の取り方や、礼をするときの手の位置などを学んだ。

 檸檬家主宰の蓼原(たではら)由美子さん(54)は「気軽な気持ちで一緒に勉強しましょう」と呼び掛けている。蓼原さん=電話090(3374)0635。

【写真説明】爽籟軒庭園の茶室で作法を学ぶ受講生ら

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811010005.html