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2008年11月01日(土) 16時26分

元社長が廃材投棄容認メール中国新聞

 松江市のホテル「東横イン松江駅前」から硫化水素が発生した事件で、廃棄物処理法違反容疑で島根県警に逮捕された東横イン(東京)の元社長、西田憲正容疑者(62)が系列会社の取締役会で廃材投棄を提案後、現場所長からの確認に対し投棄を容認するメールを送っていたことが31日、県警の調べで分かった。県警は、やりとりしたメールも押収しており、西田容疑者が積極的に投棄を指示していたとみて調べる。

 調べでは、「松江駅前」の現場所長だった岡島弘幸被告(44)=同罪で起訴=が系列会社「東横システム電建」の取締役会での提案を受け、西田容疑者にメールで許可を確認した。これに対し、西田容疑者はあらためて投棄を認める内容のメールを返信したという。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811010052.html