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2008年10月31日(金) 21時46分

空幕長論文「適切でない」=麻生首相−民主も批判時事通信

 麻生太郎首相は31日夜、首相官邸で記者団に対し、航空自衛隊の田母神俊雄航空幕僚長が「日本が侵略国家だったとはぬれぎぬだ」などと日中戦争を正当化する内容の論文を発表していたことについて「個人的に(論文を)出したとしても、立場が立場だから適切ではない」と述べた。
 一方、民主党の直嶋正行政調会長は記者会見で、「当然、わが国は中国について、侵略をしたというか、迷惑を掛けたことは間違いない。韓国、朝鮮を植民地支配したことも間違いない。(論文は)私が認識している事実とは違う」と厳しく批判した。 

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