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2008年10月31日(金) 02時59分

公明・太田代表、解散先送りに歯切れ悪く産経新聞

 「またの機会にお話しさせていただきます」。麻生太郎首相との党首会談後、衆院解散・総選挙先送りの感想を記者団に問われた公明党の太田昭宏代表は、力なく語った。26日、28日と立て続けに都内で首相と会談し、「11月18日公示、30日投開票」で衆院選を行うよう、怒涛の“がぶり寄り”を見せた太田氏だったが、逆に「選挙で政治空白を作ることはできない」と首相に寄り切られるはめに。

 解散見送りについて太田氏は「了解したといえば了解した」と最後まで歯切れが悪かったが、「解散とか選挙については、もう1回よく考えていく」と述べ、選挙の準備態勢を見直す考えを示した。

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