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2008年10月31日(金) 02時35分

異例の2次補正編成へ=500億円規模で調整−東京都時事通信

 東京都は30日、景気対策として2次補正予算を編成する方針を固めた。規模は500億円程度で調整している。31日に石原慎太郎知事が記者会見で発表し、12月定例議会に予算案を提出する。都は9月議会で935億円の補正予算を成立させているが、年度途中に2度の補正を組むのは異例だ。
 今回の補正は、世界規模の金融危機に伴い厳しい経営環境に置かれている都内中小・零細業者の救済や生活困窮者の支援が柱。国の追加経済対策に合わせて実施することで相乗効果を狙う。救急搬送された妊婦が都立病院などで一時受け入れを拒否され、死亡した問題を受け、総合周産期母子医療センターの機能強化策も盛り込む方針。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081030-00000249-jij-pol