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2008年10月31日(金) 09時36分

風間“三平”「どうもすいません」デイリースポーツ

 元夫で落語家の春風亭小朝(53)との確執に終結を宣言したタレント・泰葉(47)の会見から一夜明けた30日、騒動に巻き込まれる形となった俳優・風間杜夫(59)と、歌手・谷村新司(59)がそれぞれ会見した。元夫婦の確執のきっかけともなった舞台「三平物語」で泰葉の父・林家三平を演じる風間は「ひとごとじゃないです。“どうもすいません”という感じです」と“娘”の騒動に頭を下げ、谷村は「1人の人間をオモチャにしちゃいけない」と過熱する報道にクギを刺した。
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 前日29日の泰葉の会見をテレビで見た風間は、平成21年明治座3月公演「林家いっ平改メ 二代林家三平襲名記念公演 三平物語」(09年3月1日〜29日)の名前が出てきたことに驚きを隠せなかったという。「そのことで小朝師匠との間がギクシャクしていたという事実関係に驚かされました」と、過激発言の発端が舞台にあったことを会見で初めて知った。
 無理もない。この日、明治座関係者から初めて事情説明を受けた。当初の泰葉プロデュース、小朝演出の「三平物語」は昨年11月の2人の離婚会見直後に消滅。明治座が海老名香葉子原案としてゼロから企画を練り直し、今年1月末に風間に出演を依頼した。
 事情を把握した風間は「お父さんに成り代わって、娘のことを心配するまなざしでしたよ」と振り返った。「どうせなら『三平物語』はこういうキャストでやるんだと、泰葉さんの口から、そこまで宣伝してほしかった」とジョークも飛び出したが、最後は“父親”として「ひとごとじゃないです。“どうもすいません”という感じです」と謝罪した。
 一方、泰葉から所属事務所社長である夫人が「いつかこの無念をはらします」と宣戦布告を受けた谷村はこの日、都内で行われた映画「レッドクリフ Part1」の前夜祭イベントに出席。夫人のトラブルには触れなかったが、楽曲を提供するなど歌手再デビューに協力する姿勢を見せていた泰葉には「早く元気になってほしい」と気づかっていた。
 また、元夫の小朝は30日、自身のブログを更新したが騒動には触れていない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081031-00000004-dal-ent