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2008年10月30日(木) 00時00分

海自事故調に「第三者不要」中国新聞

 江田島市の海上自衛隊第一術科学校の三等海曹死亡問題で、呉地方総監部(呉市)の杉本正彦総監は29日、総監部が設置した事故調査委員会に第三者を入れる可能性について「予定はなく、必要性は感じない」との見解を示した。定例の記者会見で述べた。

 調査委は総監部の福本出幕僚長を委員長に9人で構成している。杉本総監は、外部の識者らを加える必要性を問われ「警察と同じ立場の警務隊が公正に捜査している」などと否定した。

 杉本総監は「15対1」の格闘訓練は「必要だったか疑問が残る」とし、22日の中間報告後、「特別警備隊」養成課程に過去に所属した隊員にも聞き取りの範囲を広げて調査を続けていると説明。「できるだけ速やかに調査を終えて再発防止策を取りたい」と述べた。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810300111.html