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2008年10月30日(木) 07時30分

泰葉、12月“歌手復帰”プラン…実はとんざ寸前の大ピンチ!?オリコン

 離婚という切り札を使って掴みかけた“路線転換”は、八方ふさがりになってしまうのか? 元夫・春風亭小朝へのしつような脅迫メールを送りつけるなどして芸能界を騒がせているタレント・泰葉の“歌手再デビュー”プランが、頓挫する寸前にまで追い込まれていることが、このほど複数の関係者の証言で明らかになった。小朝への“謝罪”会見の舞台裏を振り返ってみた。

 昨日29日(水)に都内で行われた泰葉の会見。会場にはテレビカメラ17台、スチール30台、計150名近い報道陣が殺到したが、泰葉の対応は反省にはほど遠いものだった。低血糖を理由に角砂糖を食べつつ、気に入らないカメラマンには怒号を飛ばすなど、相変わらずの態度で「来年3月の(明治座で開催の)『林家三平物語』の演出を小朝が断ったのが(怒りの)原因。『死ね死ね死ね』や『切腹しろ!私が介抱してやる』といった脅迫メールも最大1日100通ほど送った。結局、彼は私の夫ではなく“父親代わり”をしてくれていた。1度別れたので(復縁は)ない。それにしても(襲名イベントへの)参加が出来ず寂しいです」と一連の騒動や、元夫への想いなどを語った。

「騒動を終結させます」泰葉、遂に自ら事情説明

 そんな当初の思惑から大きくかけ離れ、来年3月の公演や襲名披露イベントにも一切タッチできない泰葉の唯一の心の支えであった“歌手復帰”だが、これにも暗雲が立ち込めているという。ある代理店関係者は「この騒動が勃発してから、歌手復帰プランへの準備が全くやれていないようです」と明かした。「これまで泰葉さんは、自分で30曲ほど書き溜めており、自主的にレコーディングをしていたようです。しかし、肝心のレコード会社との(CD発売に向けて)本格的な話が進んでいないんです」。彼女は会見のなかで、12月にCDを出すといった趣旨のコメントをしたが関係者は皆、寝耳に水の状態。「そもそも、歌手としての評価が高くない今の状況では、突貫工事で年内に発売するのは危険です。レーベルだけでなくそれを扱う販売店にもリスクは大きいと思いますね」。

 また、在京ワイドショー関係者は会見でのドタバタ劇の内幕について「前の日の夕方に会見案内のFAXを流してから、事務所関係者が慌てて会場探しを行った結果、多数のマスコミが余裕を持って収容しきれない小規模の会場しか押さえられず、50万円以上の費用も全て代理店が負担したようです」と証言。また、歌手復帰を後押しするにも「これまでの付き合いから、プロモーションには協力するでしょうけどそれはあくまで“お騒がせ女”という視点からのもの。十分な準備をしないままなら、結果は相当厳しいものになると思いますね」(前出関係者)。

 CDメーカーは、この時期にはCDショップなど販売店に向けてすでに来年1月以降の新譜を案内をしているのが一般的。曲やタイアップが話題になったり、あるいは人気アイドルグループのような確実に売れるというCDやDVDに関しては臨時の発売に対応できるが、あるレコード店関係者は再デビュー作について「話題性だけで取り扱うには、ダーティーなイメージが付き過ぎている。以前に比べてCDの売り上げも決して良くない分、店側にも余裕が無いし、いっそうのことこの騒動を巻き込んだ形で大々的にやってもらわないと、売れるかどうか難しいと思う」と話す。どうやら、泰葉自身が熱望していた歌手の道でも、自身が嫌う“お騒がせ女”キャラを前面に押し出さなければならない苦しい状況に追い込まれているようだ。

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