記事登録
2008年10月30日(木) 01時40分

群馬支店長1000万円着服 JAはぐくみ、刑事告訴へ産経新聞

 JAはぐくみ(群馬県高崎市)の群馬支店長(47)が、現金約1000万円を着服していたことが29日、関係者の話で分かった。支店内のATM(現金自動預払機)から現金を抜き取る手口で、同JAは近く、この支店長を懲戒解雇処分にするとともに、群馬県警に刑事告訴する方針。

 関係者によると、支店長は昨年春ごろから1年以上にわたり、支店内のATMに現金を補充する際、現金数万円を抜き取る行為を繰り返していた。9月上旬、職員から支店内の会計が合わないとの報告があり、本店の内部監査室が調査したことから、着服行為が発覚。支店長も事実関係を認めているという。

 同農協の高橋博参事は「組合員はじめ、関係者の方々に申し訳ない気持ちでいっぱい。原因究明をすすめ、再発の防止に努めたい」と話している。

【関連記事】
「持ってると殺される、俺に預けろ…」宝くじをめぐる国内外の事件簿
「罰当たり」怒りの声 82歳女が門徒講浄財6200万円着服
山梨県民信組また…職員が1600万円着服
職務怠慢で生活保護担当職員を懲戒処分 新潟市
伊藤忠子会社の元社長 8000万円を横領

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081030-00000513-san-soci