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2008年10月30日(木) 23時49分

伊藤ハムのウインナー、食べた5人から健康被害の訴え読売新聞

 大手食肉加工メーカー「伊藤ハム」東京工場(千葉県柏市)が製造し、生活協同組合連合会ユーコープ事業連合が販売した「CO・OPあらびきポークウインナー」からトルエンが検出された問題で、伊藤ハムは30日、商品を食べた5人が同連合に健康被害を訴えていたことを明らかにした。

 同連合によると、腹痛や下痢、舌のしびれなどを訴えたのは静岡県の3人、神奈川県の2人。24〜25日に購入した店舗に申し出があった。また、同工場の在庫中の4個から180ppm〜60ppmのトルエンが新たに検出された。これまでに検出されたトルエンは最大でも29・64ppmだった。同社は、「原料の豚肉に付着していた可能性も否定できない」として、購入ルートも含めて混入した原因について調査を始めた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081030-00000080-yom-soci