2008年10月30日(木) 22時17分

インフルワクチンで１２２人の副作用報告　厚生労働省公表（産経新聞）

　厚生労働省は３０日、平成１９年度のインフルエンザワクチン接種で、１２２人の副作用報告が医療機関からあったと公表した。前年度の１０７人に比べて１５人増。新型インフルエンザへの関心が高まる中、ワクチン接種件数そのものも前年度比で２割増えている。

　死亡例は４人で、いずれも７０歳以上。専門家による検討会は４人について「接種との因果関係が不明」としている。接種時に気管支肺炎などの症状があったため。

　筋力低下などの後遺症が出たケースは５人。このうちの２人については「接種との因果関係が否定できない」と結論づけた。

【関連記事】
・ 「がん以外」でも処方増　医療用麻薬で痛み緩和　低い認知度…国が普及に本腰へ
・ サリドマイド承認、年内にも４６年ぶり再販売の見通し
・ Ｃ型肝炎患者、投与で肺炎再発の恐れ
・ はしかワクチン接種率低迷で集団接種が復活へ
・ 中学生から「薬教育」　現場の教師は困惑も…　製薬業界は「アドバイザー」養成

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081030-00000600-san-soci