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2008年10月30日(木) 21時07分

【ドラフト会議】メジャー挑戦表明の田沢は指名されず産経新聞

 米大リーグ挑戦を表明し、12球団に指名回避を求めていた新日本石油ENEOSの田沢は、川崎市内の合宿所でドラフト会議のテレビ中継を注視。「指名なし」を見届けると「自分の意見が通ったのかな、と。(12球団には)感謝しています」と笑顔を見せた。

 「前の晩は意外と早く寝付けた」という田沢だが、ドラフト会議の最中は「指名があったらどうしようと、最後までどきどきしてました」という。会見に同席した大久保監督も「おかげで早く希望球団を絞り込めます」。今後は「田沢の最後の公式戦となる日本選手権(11月23日終了)後に絞り込み、年内に(契約を)まとめたい」と見通しを示した。

 いきなりのメジャーデビューは難しいが、田沢は「日本でも2軍から上がるのは大変。アメリカではそれ以上に険しい道になると思う」と覚悟している。それでも「そんなレベルの高いところから誘われることがうれしい。早くメジャーのマウンドへ上がれるよう成長したい」と目を輝かせた。(三浦馨)

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