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2008年10月30日(木) 20時15分

「居酒屋タクシー」運転手9人、組合が除名など処分読売新聞

 中央省庁の「居酒屋タクシー」問題で、東京都内の個人タクシー運転手約1万1000人が加入する「東京都個人タクシー協同組合」が、ビールや商品券を提供した運転手9人に対し、組合の賞罰規約に反するとして除名などの処分を決定していたことがわかった。

 9人は組合の調査に「行き過ぎがあった。申し訳ない」などとして提供の事実を認めているという。組合は金品提供の実態調査を続けており、処分者はさらに増える見通しだ。

 処分の内訳は、最も重い除名が3人、脱退勧告が3人、共通の表示灯の使用停止(30日〜180日)などが3人。除名になると、無線配車を受けられず、チケットの換金もできなくなる。同組合は、9人が提供した金品の内容や頻度を明らかにしていないが、「処分は提供人数や回数などから判断した」としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081030-00000064-yom-soci