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2008年10月30日(木) 20時09分

【麻生太郎首相会見(6)】「選挙で政治空白起こらない」産経新聞

 −−先ほど総理は100年に1度の危機だとおっしゃった。アメリカも大統領選挙があり、アメリカもしばらく政治空白になることが予想される中で、日本が解散によって政治空白を作ることがあるのかどうか。それについての率直な麻生総理の考えを聞かせてほしい

 「アメリカの場合は11月の4日から1月の20日まで、いわゆる、トランス…。何…。移行期間の間がなかなか難しい。これは4年にいっぺん、必ず訪れる話であります。そういった時期に世界第1の経済大国と第2の経済大国の日本とともに、それがかなり、選挙等々でごちゃごちゃしているという状況は極めて好ましくないと、たぶん世界は思っている。事実、言われたこともありますけれども、そういったことは確かに考えておかねばならぬ大事なところだとは思います。しかし、一番大事なのは、この政治空白という言葉がどういう意味で言っておられるのかよく分かりませんけれども、少なくとも選挙になったからといって、突如と、なんて言うの? 行政がなくなるわけではありませんし、政府はそこに存在しておりますので、議院内閣制としては、そこにアメリカには一挙に何千人にもお役人が変更するとか、変わるということもありませんし、そういった意味での政治空白というのは、ちょっと定義が、この種の話は定義が難しいところですけれども、そういった意味でただちに政治空白が起こると考えているわけではありません」

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