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2008年10月30日(木) 13時09分

追加対策、予算規模5兆円=中小法人税減免も−与党合意時事通信

 自民、公明両党は30日午前、幹事長、政調会長らによる幹部会合を開き、追加経済対策で合意した。総額約2兆円の定額給付金や証券優遇税制の3年間延長、中小企業の法人税減免などが柱。予算規模は5兆円で、事業規模は20兆円超となる見通し。同日夕、政府・与党の会合で正式決定し、麻生太郎首相が記者会見して発表する。
 首相はこれを受け、財務省に2008年度第2次補正予算案の編成を指示する。財源には「埋蔵金」と呼ばれる財政投融資特別会計の剰余金約3兆円などを充てるほか、建設国債の増発で対応する方針。2次補正案は今臨時国会に提出する方向だ。 

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