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2008年10月30日(木) 00時54分

衆院解散をめぐる共同通信記事に抗議=与党時事通信

 自民党の大島理森国対委員長は29日、共同通信社が28日に配信した衆院解散をめぐる麻生太郎首相と太田昭宏公明党代表らとのやりとりを報じた記事について「該当する事実は認識されていない。間違いであることを認めた上で訂正と謝罪を求める」として、同社に文書で抗議した。
 大島氏はこの後、記者団に「『怒号が飛び交った』などの表現を用い、首相と公明党幹部の間に不信感が生じたかのような描写が書かれている。記事は内外に深刻な誤解を招きかねない」と語った。公明党も「事実無根」とする抗議文を同社に提出した。
 また、首相も「怒鳴り合ったり迫ったりという話は全く違う」と記者団に述べた。
 共同通信社の清野勘一編集局次長は「わが社の配信した記事について抗議を受けましたが、信頼できる情報に基づいて記事化したものだ」とコメントした。 

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