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2008年10月30日(木) 09時38分

Google、OpenIDへの対応を開始ITmediaニュース

 米Googleは10月29日、OpenIDへの対応を開始することを明らかにした。同日から実験的に、OpenID向けのAPIを限定公開する。

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 OpenIDに対応するWebサイトは、OpenIDプロトコルを用いて、Googleアカウントユーザーが同アカウントによってログインするのを認証できるようになる。オンラインオフィススイートを提供するZoho.comでは、Googleアカウントでログインすることが既に可能になっている。

 Googleが限定公開するAPIの初期版は、Googleアカウントユーザーの認証にOpenID 2.0プロトコルを採用しており、オプションでユーザーのメールアドレスを要求できる機能を備える。

 また同社は、OAuthとOpenIDプロトコルを将来的に統合するために、オープンソースコミュニティーと協力し、開発を続けているという。実現すれば、Webサイトは、ユーザーのIDとメールアドレスだけでなく、Google Data APIやPortable Contacts、OpenSocial REST APIsなどのOAuth対応のAPI経由で提供されるユーザー情報へのアクセスもリクエストできるようになる。

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