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2008年10月29日(水) 17時26分

堀江被告「違法カジノ行かない」=名誉棄損訴訟で出廷−東京地裁時事通信

 闇カジノに参加したとの雑誌記事で名誉を傷つけられたとして、ライブドア元社長の堀江貴文被告(36)=証券取引法違反事件で実刑、上告=が講談社に損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が29日、東京地裁(広谷章雄裁判長)で開かれ、堀江被告が出廷。「違法なカジノには誘われても行かない」と述べた。この日で結審し、判決は12月24日。
 堀江被告は昨年3月に村上ファンド事件の公判で証言して以来、刑事事件の控訴審や株主から訴えられた民事訴訟には出廷していなかった。
 堀江被告は浅黒く日焼けし、黒色の長袖Tシャツとジーンズ姿。目撃証言があると指摘する講談社側に対し、「当日は音楽プロデューサーと会った後、友人や女性と未明まで食事した」と、身ぶりを交えながら反論した。
 一方、海外のカジノには行った経験があるとし、「賭け金の累計額は何千万円になる。勝った最高額は1回50万円ぐらい」と話した。 

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