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2008年10月29日(水) 10時28分

東横イン前社長を逮捕=廃材不法投棄、指示の疑い−松江ホテル・島根県警時事通信

 松江市のホテル「東横イン松江駅前」地下に廃材が不法投棄され、5月に硫化水素が発生した事件で、島根県警は29日、投棄を指示していたとして、廃棄物処理法違反容疑で東横イン(東京都大田区)の前社長西田憲正容疑者(62)を逮捕した。
 事件では、系列会社「東横システム電建」元副社長清原良昭被告ら2人が逮捕、起訴されており、グループ会社トップで創業者の刑事事件に発展した。県警は不法投棄に至る経緯の全容解明を進める。
 調べなどによると、西田容疑者は2004年10〜12月、清原被告らと共謀し、同ホテル地下配管ピット内に石こうボードや鉄筋、コンクリート片などの廃材約30トンを捨てた疑い。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000054-jij-soci