閣僚会合を延期＝「ガス版OPEC」（時事通信）

2008年10月29日(水) 01時04分

　【モスクワ28日時事】インタファクス通信は28日、モスクワで11月18日に開かれる予定だった天然ガス産出国の非公式な集まりである「ガス輸出国フォーラム」（GECF）の閣僚級会合が12月末か来年1月初めに延期される見通しになったと伝えた。
　同会合では、常設機構の設立に関する憲章の採択を目指す予定で、石油輸出国機構（OPEC）型組織「ガス版OPEC」が創設されるとの見方も出ていた。しかし、インタファクス通信によると、憲章をめぐって各国の意見の違いが大きく、調整作業が必要になっているという。　

【関連ニュース】
・中国向け支線建設で協定=ロシアの太平洋パイプライン
・ NY原油、一時62ドル台=OPEC減産も効果なし
・ OPEC、150万バレル減産=価格維持に強い姿勢アピール
・ OPEC、24日に臨時総会=大幅減産視野に
・ LNGプラントのEPC見積もりを受注=パプアニューギニアで千代化