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2008年10月29日(水) 10時30分

貝印がユーザーブログにコメント−ハイタッチならぬカイタッチアキバ経済新聞

 貝印(千代田区岩本町3)は10月から、「カイタッチ・プロジェクト!」を展開している。

 同プロジェクトは貝印製品ユーザーとの直接的なコミュニケーションを図ることを目的に行うもの。貝印製品のユーザーが自身のウェブサイトやブログに書いた貝印製品に関するエピソードに、カイタッチ担当者が実際に訪れ「ハイタッチならぬカイタッチ(=担当者がブログにコメント)」するのが特徴。

 参加方法は出題されるお題の答えをブログに書く。その後、カイタッチ担当者が実際にサイトに訪れブログにコメントを残すという流れ。貝印製品に関して書かれたエントリーにも飛び入りでコメントを残していくという。ブログをもっていないユーザーには別途投稿用フォームを設けている。

 同プロジェクトについて、同社担当者は「貝印の社員が、お客様の生の声を直接おうかがいするという、新しいコミュニケーションスタイルをつくるため、ウェブ担当者が独自に今回のプロジェクトを立ち上げた。エントリーは、実際に担当者が1つ1つ見ていく。コメントの内容は担当者によって異なるが、定型などではなく、それぞれに対して丁寧にレスポンスすることを心がけている」という。反響については「多くの方にエントリーいただいているが、なかなかすべてにコメントを付けられていないのが心苦しい。最終的には全社的なプロジェクトにしていき、お客様とのコミュニケーションをより増やしていきたいと考えている」と話す。

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カイタッチ・プロジェクト!
貝印

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