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2008年10月28日(火) 20時24分

ウィルコム、手描きチャットやグループ通話提供へ@IT

 ウィルコムは10月28日、スマートフォン同士で手描きによる文字やイラスト、写真をやりとりできるサービス「手描きチャット」を発表した。11月7日から提供する。WILLCOM 03、Advanced/W-ZERO3[es]などに専用ソフトウェアをインストールすることで利用できる。ソフトウェアは手描きチャットのホームページ(http://tegakichat.jp/)からダウンロードできる。利用料金は月額315円(税込)だが、2009年3月31日までは無料。料金コースによってはパケット通信料が別途かかる。

 手描きチャットは、離れた場所にいる相手でもリアルタイムで手描きの文字やイラスト、写真をやりとりすることができる新しいコミュニケーションツール。自分の画面に手描きをしたり写真を貼り込むと、相手の画面に同じ内容が即時に表示される。ただし、手描きチャット中は音声通話はできない。手描きチャットに対応しない端末やPCへ送った場合、最初の“お誘いメッセージ”がJPEG画像として届く。手描きの文字や写真によって待ち合わせ場所などの情報を相手に正確に伝えることができるなどビジネスシーンでも活用できるとしている。

 同日ウィルコムは、ウィルコム端末の利用者同士で最大7人での同時通話が可能になるサービス「ウィルコムミーティング」も発表した。11月4日から提供を開始する。申し込みは不要。利用料は1分当たり10.5円で月額上限は1050円(税込)。「ウィルコム定額プラン」や「新つなぎ放題+話し放題」を契約している利用者であれば、通話料が24時間無料でウィルコム ミーティング利用料のみで使える。

 ウィルコムミーティングの利用には、まず専用サイトかガジェットを使って参加者のメールアドレスを登録し、招待メールを送信する。招待状を受けた参加者は、メール内にあるリンクをクリックすることで通話に参加できる。

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