2008年10月28日(火) 00時43分

＜くいだおれ太郎＞道頓堀にとどまる　東へ２０メートル移動（毎日新聞）

　７月に閉店した大阪・道頓堀の飲食店「大阪名物くいだおれ」の看板人形「くいだおれ太郎」が来年、道頓堀の旧中座跡地にある商業ビル「セラヴィスクエア中座」前に設置されることになった。太郎は有料で全国のイベントなどに貸し出されることが既に決まっているが、仕事がない時は道頓堀にとどまる。

　「くいだおれ」の柿木央久常務（４１）が２７日、明らかにした。中座ビルは「くいだおれ」の東約２０メートルにあり、地上６階、地下１階建て。飲食店などが入居するが、撤退するテナントが相次いでいる。

　柿木常務によると、中座ビル所有者で東京の不動産販売会社が出資した運営会社（東京都港区）との間で、太郎と「大阪名物くいだおれ」の屋号を長期的に貸し出すことで合意した。「長い目で道頓堀を盛り上げたい」との考えが一致したという。２８日、東京で両者が合意書に調印する。

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