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2008年10月28日(火) 23時03分

最高裁長官に竹崎氏固まる=来月退任の島田氏後任−裁判員制度へ異例抜てき時事通信

 11月21日に定年退官する島田仁郎最高裁長官(69)の後任に、竹崎博允東京高裁長官(64)が就任することが、28日までに固まった。島田長官が近く首相官邸を訪れて竹崎氏を推薦し、閣議決定を経て政府が新長官を指名、天皇が任命する。
 最高裁判事を経ずに長官に就任するのは極めて異例で、1960年10月に就任した横田喜三郎氏以来48年ぶり。竹崎氏は裁判員制度の導入決定前後に最高裁事務総長を務めるなど、同制度に精通しており、来年5月の制度開始を見据えた抜てき人事とみられる。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081028-00000205-jij-soci