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2008年10月27日(月) 23時50分

トヨタ、F1撤退も=ハイブリッドでルマン参戦か−独誌時事通信

 【フランクフルト27日時事】トヨタ自動車の山科忠専務(F1チーム代表)は、独自動車誌アウト・モトア・ウント・シュポルトに対し、F1でエンジンの統一仕様化が導入されれば、トヨタは「確実にF1から撤退する」と言明した。
 27日付の同誌によると、現在のF1のエンジン規定が2012年に更新されるが、トヨタは現在のエンジンで11年までF1に参戦し、その後はルマン24時間耐久レースに転戦する可能性があるという。
 トヨタは既に7月、ルマン用のハイブリッド車のテスト走行を実施済み。10年よりルマンではハイブリッド技術が認められるため、関係筋はトヨタが10年からのルマン参戦を予想している。
 山科専務は同誌に、「ルマンに参戦したい。最終的な決定は予算次第。現状では、F1とルマンに並行して参戦するのは考えづらい」と語った。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081027-00000217-jij-int