＜殺人＞青森・八戸の中学生殺害が時効（毎日新聞）

2008年10月27日(月) 01時16分

　青森県八戸市城下４、市立二中２年、宮古若花菜（わかな）さん（当時１４歳）が９３年１０月、自宅で刺殺された事件は２７日午前０時で時効を迎えた。

　若花菜さんは９３年１０月２７日、口に粘着テープを張られ、首や胸などを刺されて死亡していた。死因は心臓を貫通する刺し傷による失血死。現場には、たばこの吸い殻や缶コーヒーの空き缶などが残されており、直後には現場周辺で黄色の軽乗用車「三菱ミニカトッポ」が目撃されていた。

　県警には事件に関する情報が１０００件以上寄せられたが、容疑者の逮捕に結びつく有力な手掛かりはなかった。【矢澤秀範】

【関連ニュース】
「時効」よ止まれ：青森中２刺殺　迫る時効　同級生、中２に命の尊さ伝える
青森・八戸の女子中学生刺殺：迫る時効　教師になった同級生、教え子に語る
八戸の女子中学生刺殺：９３年の事件、時効まで１カ月　／青森