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2008年10月26日(日) 00時00分

隣接の県と市の施設が連携へ中国新聞

 広島市東区の藤ケ丸(とうがまる)山の尾根を隔てて隣接する県緑化センターと市森林公園の相互利用を進めようと、県と市の連携が始まっている。7月に両施設の事務担当者や指定管理者による連絡促進会議を発足させ、イベントの同時開催や両施設を結ぶ散策道、案内板の設置などを検討している。

 県森林保全課と市森林課によると、連絡促進会議はこれまでに2回開催。11月3日の森林公園開園記念日に合わせ、連携イベントを開くことを決めた。当日は、両施設間の約3キロで無料タクシーを運行する。

 来年度以降は、両施設を行き来するウオークラリーコースの設置を目指し、近く現地調査を始める。ルートの検討や案内板の設置、危険個所のリストアップなどを進める方針だ。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810260047.html