地元産の素材にこだわったパン販売店「瀬戸内地ぱん鞆の浦」が25日、福山市鞆町後地の鞆鉄鋼団地内にオープンした。もち麦をベースに牛乳、卵を使わずに仕上げた個性的なパンが並び、大勢の客でにぎわった。
福山、笠岡市のもち麦と三次市の小麦粉をベースにした約50種類を製造する。素材に神石高原町のコンニャク、世羅町のナシなど特産品を利用。牛乳の替わりに瀬戸内のイリコのだし汁、豆乳、野菜スープを使うなど工夫を凝らしている。価格は80—1000円で、100—200円が中心。
【写真説明】地元産のもち麦を使ったパンが並ぶ店内