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2008年10月26日(日) 23時46分

米0.5%利下げ?…FRB、28日から公開市場委読売新聞

 【ワシントン=矢田俊彦】米連邦準備制度理事会(FRB)は28、29日の2日間、金融政策を決定する連邦公開市場委員会を開く。

 金融危機が実体経済の悪化を招いていることから、市場では、「FRBは0・5%の追加利下げを実施する」(米調査会社グローバル・インサイト)との見方が広がっている。

 FRBは8日、欧州の中央銀行と異例の協調利下げに踏み切り、政策金利を年2%から1・5%に引き下げた。しかし、その後も株価暴落など金融市場の混乱が続いているうえ、消費や雇用など実体経済への悪影響も鮮明となっている。

 バーナンキFRB議長も15日の講演で「あらゆる利用可能な手段を使う」と述べ、追加利下げを示唆しており、FRBが政策金利を引き下げて景気を下支えする可能性が高い。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081026-00000035-yom-bus_all