2008年10月26日(日) 22時00分

伊藤ハムの自主回収対象商品、さらに１３品目３１万点（読売新聞）

　大手食肉加工メーカー「伊藤ハム」（兵庫県西宮市）の東京工場（千葉県柏市）で製造された商品に有害なシアン化合物に汚染された地下水が混入した問題で、同社が自主回収を発表した１９４万点に加え、１３品目３１万点の商品が回収対象になっていることが２６日、明らかになった。

　いずれも日本生活協同組合連合会（日生協）など１０社・団体が伊藤ハムに製造を委託し、独自の商品名で販売する「プライベートブランド商品」。２５日の発表に含めなかった理由を、同社では「委託を受けている商品名を勝手に発表できないと判断した」としている。

　回収対象となるのは東京工場で９月１８日〜１０月１５日に製造された商品。同社では、同工場や購入した店に返品すれば、代金を返すほか、レシートなどで購入が証明できれば返金に応じるとしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081026-00000032-yom-soci