＜大リーグ＞クレメンテ賞にプホルス…娘が病気で地域奉仕（毎日新聞）

2008年10月26日(日) 18時34分

　【フィラデルフィア高橋秀明】米大リーグは２５日、好成績とともに、地域奉仕や社会福祉に貢献した選手に贈る「ロベルト・クレメンテ賞」に、カージナルスのアルバート・プホルス内野手（２８）を選出した。

　プホルスは１０歳の娘イザベラさんがダウン症であることから基金を設立。本拠地セントルイスのダウン症の子どもたちと家族を招き、ボウリング大会などの各種イベントを開催。故郷ドミニカの恵まれない子どもたちへの医療援助も行っている。

　プホルスは「ドミニカの自分の家庭は豊かではなかったが、父が食べ物をほかの人たちに分け与えているのを見て育った。社会貢献は自分の責任。受賞できて光栄だ」と語った。

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