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2008年10月26日(日) 18時27分

<イエメン>世界遺産「砂漠の摩天楼」、豪雨で被害毎日新聞

 【カイロ支局】イエメンを23〜24日に豪雨が襲い、東部ハドラマウト州シバームでは国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に指定されている建築物に被害が出た。

 「砂漠の摩天楼」として知られるシバームには、16世紀ごろに泥れんがで建築された高さ数十メートルの建物群が密集し、洪水の影響で基礎が弱まり、一部が倒壊した。

 AP通信によると、ハドラマウトなど2州で建物約1700軒が洪水で破壊され、少なくとも49人が死亡した。

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